1年生 校外学習
2025年9月19日 16時45分
昨日は、1年生がしげのぶ特別支援学校での交流活動やとべ動物園でのバリアフリー調査のため、校外で学習をすすめました。ワクワク感いっぱいで、双海中からしげのぶ特別支援学校に向かう車中は、しゃべり倒している生徒がほとんどでした。
しげのぶ特別支援学校に到着後は、ワクワク感をちょっと置き、まず、お世話になる教職員の方々にきちんとご挨拶ができました。
しげのぶ特別支援学校の生徒さんとのご対面では、ワクワク感は置いてけぼりになり、どのように関わっていけばいいか戸惑い、また、初対面の緊張感も手伝い、ぎこちなさ満載のスタートとなりました。
しかし、その後の交流タイムでは、自分たちらしさを存分に発揮しながら、学校紹介や自己紹介を行うことができました。学校紹介では、当日までに練習を重ねたフリップ芸を駆使し、クイズ形式で行いました。「問題です!」「ダダンッ!」などと、自分たちで盛り上げ感も演出しながら、明るく楽しく、また相手にとって分かりやすく双海中学校を紹介することができました。自己紹介は、各自持ち前のパワーマウスやボディアクションをフル活用し、しっかりと自分を表現することができました。
これまで、相手を思い描いたり、調べたり、みんなで話し合って気付き合ったり、田中潤也さんに教えていただいたこと(7/8 双海中日記 参照))を思い出したりしながら、しっかりと準備してきた甲斐もあり、また、しげのぶ特別支援学校さんが「ようこそ!」感満載のくす玉を作ってくださっていたり、事前にあいさつを録音してくださっていたりしたため、最初のぎこちなさはどこかに行き、ワクワク感満載で大盛り上がりとなりました。
その後、本校の生徒としげのぶ特別支援学校の生徒さんとの混合チームでの対抗戦という形で、モルックを行いました。「しげのぶ・双海最強チーム」VS「チーム○○」(○○は個人名)の白熱した戦いの結果、「しげのぶ・双海最強チーム」が勝利しました。チームで戦いながらさらに交流を深め、まばたきの仕方や手の動きで拍手の意思や気持ちを理解することもできるようになり、コミュニケーションを大いに図ることができました。
休憩時間も交流させていただき、福祉体験学習での学び(7/7 双海中日記 参照)も生かしながら、交流をどんどん深めることができました。
よく知らないし、分からないから戸惑うし、十分に関われない、どこかで自分の心をオープンにしきれない・・・自然なことにように思いますが、これも一つのバリアでしょう。しかし、相手のことを思いながら自分たちで気付き合い、実際に交流して分かり合っていくことでバリアがほぐれていく・・・。このような貴重な学びを体感させていただきましたこと、しげのぶ特別支援学校様に深く感謝申し上げます。また、本校生徒がそちらを離れる際、交流に参加した生徒さんと先生方全員で見送っていただきましたこと、大変うれしく温かな気持ちになりました。大切な学びを多くいただき、本当にありがとうございました。
その後とべ動物園に移動し、園内で昼食後、バリアフリー調べを行いました。
画像では、調査活動をしている感はほぼなく、動物園を思いっきり楽しんでいる感しかありませんが、実は園内のバリアフリーについても、調べ倒していました。今後は、生徒自らが撮影したバリアフリー画像などを生かしながら、学びを振り返りまとめていきます。
これまでしっかりと学びを積み重ねてきた1年生は、動物との間のバリアもすっかり無くなり、キバタンのタロウ君とも会話を楽しむことができました。
昨日は、豊かに体験活動を行う姿から、1年生8名の凄さを再認識することができた1日となりました。
1年生は今後、これまでの学習成果をもとに、双海町のバリアフリーについて調査し、その素敵な部分や課題点等を見出し、学びをさらに深めてきます。