避難訓練実施
2025年12月17日 17時34分
本県では、本日、えひめ防災週間(12月17日~23日)にあわせて、地震発生時の安全確保行動の確認や防災意識の向上を図るための取組である「シェイクアウトえひめ(県民総ぐるみ地震防災訓練)」が県内一斉に実施されました。本校でも、「地震の発生及び地震と雨の影響による土石流発生の恐れ」という想定のもとで、避難訓練を実施しました。
今日の避難訓練は、生徒への事前予告をせずに、通常の授業中に実施しました。
今回は土石流が発生する恐れを踏まえた避難ということで、より高い場所へ避難(垂直避難)しました。避難した教室でもさらに余震が発生したために避難行動をとる、という訓練も実施しました。
予期せぬ訓練、体育館や理科室からの垂直避難、そして、余震発生による安全確保行動という訓練内容でしたが、騒がしくなってしまうような状況はまったくなく、生徒の皆さんはとても落ち着いて、そしてしっかりと安全確保行動や避難行動をとることができました。
校長先生からもお褒めの言葉をいただきました。
自然豊かなまち双海町で暮らす一員としての自覚が高く、自然環境とよりよく共生できるよう、自然災害への身構えもしっかりできている子どもたちであることを再認識しました。
今日は避難訓練のあと、伊予市役所危機管理課から講師の先生をお招きして、講義を行っていただきました。
子どもたちは、講師の先生のお話も一生懸命に聞くことができていました。避難所における「TKB48」というキーワードや「中学生に求められる役割」等を分かりやすくお話しくださいました。
講師の先生は、双海町公民館の主事さんとしてでお勤めされていた経験もあり、「子ども教室」や「ジュニアリーダー会」のお世話もずっとしてくださっていた方でしたので、子どもたちのこともよく分かっておられ、講義内容をより身近にしてお話しくださいました。
子どもたちは、とても真剣に自分ごととして防災・減災について考えることができていました。これを機に、ぜひご家庭でも、講師の先生が手にしている「伊予市総合防災マップ」(各家庭に配付)をご覧になりながら、「防災・減災」について、ぜひ、話し合ってみてください。
なお、「伊予市総合防災マップ」がご家庭で見当たらない場合は、伊予市役所危機管理課で手に入れることができるとのことです。詳しくは、下のリンク先をご覧ください。なお、下記リンクからは、伊予市における防災対策なども入手することができます。