人権・同和教育講演会
2025年7月8日 19時12分本日、本校の卒業生でもある、画家の田中潤也さんに来校していただき、全校生徒にお話をしていただきました。
田中さんは、小学2年生の時、自宅の前で交通事故にあい、頚髄損傷の完全四肢マヒとなりました。小学5年生のとき、画家になるという夢をもち、令和5年10月には、宝塚市で初の個展を開催しました。
今日の講演会では、双海中在学時の学級担任がコーディネーターを務め、息もぴったりに時折ユーモアを交えたご講演をいただきました。生徒や教職員の質問にも答えていただき、大変素敵な時間を過ごさせていただきました。
「絵を通してメッセージを届けたい」「生きていると辛くて苦しいこともあるけど、それ以上にうれしいこと楽しいこと、幸せなことのほうがたくさんある」「一番幸せなことは、当たり前の毎日。朝起きて一日過ごせることが幸せ」「僕の人生もわるくないなとおもえるようになった」「恥をかいてなんぼ。だから、いろんなことに挑戦することを大切にしてほしい」といったお話やメッセージをいただきました。
あきらめずに夢を叶え、自分自身を表現する姿に、生徒も教職員もたいへん感銘を受けました。
また、講演会では、現在「福祉・地域」をテーマ総合的な学習の時間を進めている一年生との対話をする時間もとっていただきました。先週、福祉体験学習を進めたばかりの一年生にとって、より深い学びを得ることができました。
田中潤也様、並びにご家族の皆様、本日は本稿にお越しいただき、誠にありがとうございました。